どうも、みなさんこんにちは、よしです。
この記事では、「ネットワークとは?」について解説します。
「ソーシャルネットワーク」や「コンピューターネットワーク」など「ネットワーク」という言葉をよく耳にします。このネットワークの概要と本質を明らかにしながら、「ネットワークとは?」について初心者の方にもわかりやすく解説します。
ほな、いきましょう!
よし
ネットワークがもたらす価値
これまでメモリやCPUなどコンピューター単体の仕組みについて解説してきました。しかし、コンピューターを個々に独立させて使用するのではなく、他と繋げて使用することで、例えば、
ことができます。
この繋がりを実現する仕組みがネットワークです。つまり、ネットワークによってコンピューターの価値を増大させることができます。
ネットワークとは
ネットワークの定義
一般的に「ネットワーク」とは、
「人やモノの、ある広がりをもった繋がり」
を意味します。
ITの分野におけるネットワークは、主に「コンピューターネットワーク」を指します。これは
「コンピューターとコンピューターの繋がりや、コンピューター間を情報が移動すること、また、その仕組み」
を表します。
一方で、コンピューターをネットワークへ接続せずに、それ単独で使用することを「スタンドアローン」と呼びます。
ネットワークの本質
ではコンピューターネットワークの本質は何なのでしょうか?それは
「離れた場所で情報を再生成できること」
だと考えています。
例えば、ビデオ会議は、音声や映像の情報をコンピューターが理解できる「0」と「1」の組み合わせに分解、送信し、それを遠隔のコンピューター上で組み直して音声や映像を再生成することで実現しています。
「それがどうしたの?」って思われるかもしれません。
しかし、空間的かつ時間的な制約なしに世界中のどこにいても情報の伝達、再生成ができることは革命に値すると言えるでしょう。
よし
ネットワークの構成概念
この情報の「伝達」と「分解/再生成」を実現するには、
をあらかじめ決めて、これら規則を守りながらネットワークを形成する必要があります。
これらについて掘り下げて考えてみましょう。
ネットワークレイヤー
例えば、遠くに住む友人へプレゼントを送る場合、プレゼントは次の工程を経て相手に届けられます。
- プレゼントの梱包方法の決定(例:段ボール・封筒)
- 配送業者の決定(例:ヤマト運輸・佐川急便)
- 配送ルートの決定(例:大きい拠点を経由)
- ルート間の輸送手段(例:バイク・ハンドキャリ)
このように、情報を目的地へ届けるまでにはいくつかの工程があります。この各工程を「ネットワークレイヤー」と呼びます。単に「レイヤー」や「層」と呼ぶ場合もあります。
自分のレイヤーの役割、仕事を完了した後に、次のレイヤーへ仕事を引き渡していくことで、最終目的地にプレゼントを届けることができます。
よし

通信プロトコル
そして、各レイヤーにはルール、規則が定められています。例えば、
といった具合です。
このようにコンピューターが従わなければならないルール、規則を「プロトコル」と呼び、情報を伝達する際のプロトコルを特に「通信プロトコル」と呼びます。
通信プロトコルが決まっているから、また、コンピューターがそのルールを厳守しているから、情報を正確に伝達することができます。
ネットワーク技術の学び方
ネットワーク技術の学習を始めると、TCP/IP、HTTPなどの沢山のプロトコルを目にすることでしょう。また、スイッチングハブやルーターなど様々な機器が登場します。それらプロトコルや機器が
を常に確認しながら学習することが非常に重要です。
先述の通り、通信の本質は「離れた場所で情報を再生成すること」であり、やりたいことは至ってシンプルなのです。それを実現する構成要素が多いので複雑に見えるだけです。ですので、構成要素を一つずつ分解して学んでいけば、必ず理解できるでしょう!
よし
まとめ
最後に、ここまでの内容を振り返ってまとめたいと思います。
今回、「ネットワークとは?」、「コンピューターネットワークとは?」について解説して来ました。
コンピューターネットワークとは、
ことを説明しました。
また、コンピューターネットワークの構成概念として
があることを解説しました。
ということで、今回は以上になります。
よし
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ほなね!